しずおか縫製部

＜ガーゼのよだれふき（ミッフィー付き）の作り方＞ 全手縫い
できあがり寸法：25cm×25cm（だいたい）
材料：ガーゼ晒（出来上がりは4重ガーゼ）、#25刺繍糸、チャコペン、裁断と縫う道具
★今回は刺繍糸を使いましたが、手縫い用の糸ならなんでもOK
＜使用したもの（参考）＞
縫い針 7番、刺繍糸 25番
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※先に注意事項。ガーゼはふわふわしていて布目も荒く扱いにくい。
本当は先に水通しをしなければいけないが、面倒なので今回はそのまま使っています。
（みなさんは水通ししてください。すると、縮むのでこれから紹介するサイズと
若干変わってくると思いますが、気にせず適当にやってください。
あと、水通ししなくてもアイロンをかけておくとよいです。）


今回使うのはこれ↓

ガーゼ晒（雪ってかいてあるのはブランド名か？）。

≪手順≫
1.裁断

ものすごくキチンと計って揃えてもどうせズレるし、一度洗えば縮んでくるし、
洋服ではないのでサイズが合っていなくても使えるため裁断は適当。
1mちょいの長さで経つ。（幅は決まっているので耳のある方はそのまま）
この時、まっすぐに切れなくても大丈夫です。※「ちょい」はおおよそ5cmほど。


2.たたむ


縦半分の位置に両端を合わせて折る。
だいたい真ん中あたりにだいたい揃っていれば大丈夫。


3.もう一度たたむ


端の切れっぱなしの部分が内側にくるように2を半分に折る。
これができあがりサイズになるので、この時はできるだけ端を揃えて。


4.裁断、印つけ


25cm四方になるように横幅を裁断する。縫い代は1cmくらい。

↓ここで余った方の布は沐浴タオルに使うので捨てないように。

>>沐浴タオルの作り方はこちら


5.縫い代をアイロンでクセづける


ガーゼはちょっと爪で跡をつけるくらいじゃ全然クセなんかつかない。
この後の作業をスムーズに行うために縫い代をアイロンで折っておく。

※拡大↓　真ん中はこんな感じ


端はこう↓



6.ミッフィーの絵を描く（ミッフィーはいらない、という方は工程8へ進む）


刺繍をしたい場所（お好きなところにどうぞ）にミッフィーの絵を下書きする。
自力で描けない場合は写す。


ワンポイント
今回使ったチャコはこちら。


自然に消えないタイプのチャコペン。ガーゼは力を入れて書く（印つけも）ことができないので、
ちょっと触れれば色がつくチャコペンがおすすめ。初めて100均のものも使ってみたけど、いつものと大差ないと思う。
すぐ縫い作業に入れて、2日以内で縫い終わりそうな場合は自然に消えるタイプのものでもよい。
作業が3日以上になるようなら消えないタイプが無難。


7.刺繍する


ガーゼに刺繍するのは結構難しい。でも刺繍枠を使い、いつも以上にピンと布を張れば若干縫いやすくなる。


刺繍は表2枚だけに。糸の始末をしなくても内側に入れてしまえばわからないので。
（ちなみに上の画像は裏側。のちに内側になる面。）

☆刺繍は好きな図案、好きなステッチでどうぞ。
今回のミッフィーは目がサテンステッチ、鼻と口はバックステッチ、顔の周りはチェーンステッチ。
全て25番の刺繍糸4本どり。


8.まわりを縫う


刺繍が出来上がったら周りを縫う。針目は並縫い程度（5mmくらい）。縫えていればよし。
わの反対側、開いている方がスタート地点。
ここを合わせておけば、裁断のサイズがずれていようが、
作業中に布が伸びたり縮んだりしようが、できあがりをなんとかすることが可能。
なので、ここだけしっかり（できるだけ）端を合わせて！

最初からきちんとしていないので、待ち針なんかは使わない。
都度、指で端を揃えて少しずつ縫いましょう。（※今回は25番の刺繍糸4本どりで縫いました。）


縫い始め、縫い終わりは返し縫い。途中で糸が足りなくなって継ぎ足す時も、玉結びは作らないで！
肌にあたると痛いから。
※だったらミッフィーの部分も痛いだろっ！という方は工程6～7をとばして作りましょう。
この刺繍に機能はなく、ただママがかわいいと思うだけなので。


このラインを縫ったら（わの手前まで来たら）一旦針を置いて、布を整える。
たるみができないように、両サイドをなんとなく合わせながら
きれいに整えて、あと半分縫う。一枚だけ布をずらしたい場合は爪を立てて布をなでて。


これでひとまず出来上がり。
※実用の面ではここで終わりで問題ない


9.おまけ

飾り付けに周りを何本か縫ってもよい。
1周縫っただけではほどけてしまいそうで心配…という方も2～3本縫えば安心でしょう。

今回も刺繍糸をたくさん使うために周りを3周してみる。
※ギャザーを作っているわけではないので針目は3本揃っていなくてOK。
　揃っていない方が手縫い感があってかわいい仕上がりになります。

こんな感じ。

できあがり★


あとは印つけのチャコと作業中の汚れを落とすために一度洗濯してから使ってください。

ミッフィーがないとこんな感じ↓


拡大↓

刺繍糸の色を変えると雰囲気が変わるので、お好きな色で作ってね。